伊藤沙莉の生い立ちが壮絶！父が失踪して家なし生活だった！？極貧エピソードも

ドラマや映画で活躍している伊藤沙莉さん。

兄はお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さんで、仲が良いことでも有名ですが、実は子供時代の生い立ちが壮絶なんだとか。

家に住めないほど貧乏だった時期もあったそうです。

伊藤沙莉さんの生い立ちについて調べてみました。

伊藤沙莉の生い立ちが壮絶！

愛らしいルックスと確かな演技力で、話題作に引っ張りだこの伊藤沙莉さん。

親しみやすいキャラクターということもあり、子供の頃からすくすくと育ってきたイメージがありますよね。

実は、生い立ちが壮絶だったのです。

しかし、この経験があったからこそ、家族が一緒にいられる幸せを実感したという伊藤沙莉さん。

生い立ちの壮絶なエピソードを詳しく見ていきましょう。

伊藤沙莉の父が失踪して家なし生活だった！？

伊藤沙莉さんが2歳の頃、家族がバラバラになってしまったことがありました。

原因は、道路関係の会社を経営していた父親が借金をつくり、蒸発したこと。

「お父さんが若干やらかしまして。飛んだんですね。で、家に住んでいられなくなっちゃった」

引用：exciteニュース

経済的にも苦しくなり、家に住めなくなってしまった伊藤沙莉さん一家は、離れ離れで生活することに。

「お金もないし。で、私は母の幼なじみの家で、お兄ちゃんとお姉ちゃんは、お兄ちゃんのサッカー仲間の家（に居候した）」とバラバラの生活を余儀なくされたという。

引用：exciteニュース

3人兄弟の末っ子だった伊藤沙莉さんだけ、母の幼馴染の家に預けられ、とても寂しい思いをしたそうです。

母親と叔母が朝から晩まで寝ずに働いてくれたそうですが、この生活は3ヶ月ほど続きました。

「で、おうちを見つけて迎えに来てくれました。かなりボロボロのアパートだったのに（兄や姉が）『お城だ！すごい！』って言っていた時には、本当に頑張ってよかったって言ってましたね」

引用：exciteニュース

どんなにボロボロのアパートでも、家族が一緒にいられる空間はお城のように感じたのでしょうね。

「何より家族で住めるのが本当に嬉しかったんです。布団3枚で家族5人で寝る感じでした。むしろ皆を近くで感じられる。ギューッてなるのがよくて、バラバラで寝ることは1回もなかった」

引用：exciteニュース

寂しい思いをした伊藤沙莉さんは、幼い頃を振り返って、次のように語っています。

――伊藤さん自身はどんな子どもでしたか？

ぶりっこでしたよ。今じゃ考えられないぐらい。写真撮る時、全部これ（両手で頬杖をつくポーズ）。

ちっちゃい頃のほうが、目立ちたがり屋だったかもしれないですね。承認欲求がエグかった（笑） この仕事に収まったのは、それもあるのかなって。

とにかく「認められたい」とか。お母さんの愛を「もっとください、もっとください」っていう、子どもだったと思います。

引用：BuzzFeed

「認められたい」という思いがあったからこそ、女優の道に進んだのかもしれないとのこと。

幼い頃の経験は、伊藤沙莉さんの原動力になっているのかもしれないですね。

伊藤沙莉の極貧エピソードがヤバい！

伊藤沙莉さんの両親は父親の蒸発を機に離婚したそうで、経済的にも苦しかったそうです。

お父さんは、気づいた時にはいなくて。母とおばが一緒に、私たち3きょうだいを育ててくれたんです。母もおばも朝から晩まで働いていたし、私も鍵っ子だったりして。

引用：BuzzFeed

3人兄弟が知り合いを預けている間、母親と叔母は軽トラックで生活していたそう。

こんな生活することになったのは父親の蒸発が大きく関係していますが、父親が負債を抱えることになったのには、理由がありました。

父親は「頼まれると断れない」という“いい人気質”なのかと思いきや、そうではないようで…

母はよく『あいつはバブルが終わったことに気づいていない』と、絵に書いたような調子こき男であった父を揶揄した。

引用：オズワルド伊藤 note

トラブルが多く、母親には苦労をかけ倒した父親のことを、兄・伊藤俊介さんは「稀代のぽんこつ親父」と表現していました。

しかし、どこか憎めないところがあったようで、喉頭ガンで死期の迫った父親と再会したときも、コミカルな動きに笑ってしまったそう。

喋ることが出来なくなっても父は明るかった。むしろ喋れない分動きをコミカルにしてきやがり、一個人としてはまた面白くなったなあと感じた。

引用：オズワルド伊藤 note

芸人・オズワルド伊藤さんの笑いのルーツは、父親にもあるのかもしれませんね。

伊藤沙莉さんは頻繁に父親と連絡をとっており、そのおかげで父親が死ぬ前に家族揃って会えたことを、兄・俊介さんは感謝していました。

父親によって一家離散し、つらい経験をしたにも関わらず、頻繁に連絡をとって父親を気遣っていたなんて、伊藤沙莉さんは本当に家族思いなんですね。

苦労して育ててくれた母と叔母への感謝として、27歳にして一軒家の家をプレゼントした伊藤沙莉さん。

母親から「芸能活動で稼いだお金は自分が好きなことに使いなさい」と言われていたため、当初は申し出を断られていましたが、ある条件を提示したところ、承諾してくれたそうです。

「ローンを組んで、頭金出して、お兄ちゃんが（芸人として）いいところまで行ったら押し付けます」

引用：exciteニュース

オズワルド伊藤と伊藤沙莉の兄妹感すき🥰 ローン押し付けられてもおっとりしてるお兄ちゃんと、末っ子で家族の為に色んなこと真面目に考えてきた沙莉ちゃん‥‥

— zatta (@11eight_z) June 12, 2021

家族愛を大切にする伊藤沙莉さんには、「応援したくなる」という声がたくさん寄せられました。

すでに売れっ子女優の伊藤沙莉さんですが、兄・俊介さんとともに、芸能界で末永く大活躍してほしいですね。

まとめ

伊藤沙莉さんの生い立ちについて調べてきました。

• 父の失踪により一家離散
• 母の幼馴染の家に預けられたことも
• 親孝行に一軒家をプレゼント

意外にも壮絶な幼少期を過ごしていた伊藤沙莉さん。

家族を大切に、ますます活躍してほしいですね！